年金制度

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国民年金の加入義務はいつからか、学生でも払うべきか?

国民年金には収入のない学生も加入義務はあるのか?

 

国民年金法では「日本国内に住所を有する20歳以上60歳未満の者を被保険者とする。」(国年法7条1項)と規定しています。

 

こうなると、大学生でも20歳以上は強制加入ということになります。

 

たとえ外国人の学生であっても日本国内に居住(旅行者、短期間の滞在を除く)する20歳以上60歳未満の人は誰でも国民年金の被保険者として加入することとしています。

 

20歳以上であれば、国籍も問わないのです。

 

実務的には、住民票があれば、つまり、住民登録を行うと、20歳以上であれば国籍問わず、国民年金に加入し、保険料の納付義務が発生します。

 

サラリーマンの場合も国民年金に加入している?

 

国民年金には、被保険者種別が3種類あり、第1号被保険者、第2号被保険者および第3号被保険者としています。

 

すなわち、その人が厚生年金保険法の被保険者であるときは、年齢に関係なく国民年金の第2号被保険者、これらの者によって生計を維持されている20歳以上60歳未満の配偶者は、第3号被保険者で、この第2号被保険者、第3号被保険者以外のものを第1号被保険者としています(国年法7条)。

 

どういうことかと言いますと、企業に就職して、厚生年金保険に加入すると、国民年金第2号被保険者となり、国民年金に加入したことになっているのです。

 

大学生が20歳で国民年金に加入すると、第1号被保険者、22歳で就職すると、厚生年金保険に加入しますが、その意味するところは、国民年金第1号から第2号へ種別が変わったということでもあります。

 

国民年金に第1号被保険者として加入しなければならない者には、自営業者(農業、漁業、林業、商業等)、無職の者、個人事業所の事業主、働いていても、事業所が厚生年金保険の適用事業所でない場合、適用事業所で働いていても、日雇い、短期の就労等で、厚生年金保険の被保険者とされない者等が該当します。

 

しかしながら、国民年金に加入について、本人の自由とされる者(任意加入被保険者)がいます。

 

これに該当する人は次のとおりです(国年法附則5条、平6改正法附則11条)。

 

@ 日本国内に住所を有する20歳以上60歳未満の者であって厚生年金保険法に基づく老齢給付等を受けることができる者
A 日本国内に住所を有する60歳以上65歳未満の者
B 日本国籍を有する者であって、日本国内に住所を有しない20歳以上65歳未満の者
C 昭和30年4月1日以前に生まれた者であって、次のいずれかに該当する者。ただし、老齢厚生年金等の受給権を有しない場合に限る
 ア 日本国内に住所を有する65歳以上70歳未満の者
 イ 日本国籍を有する者であって、日本国内に住所を有しない65歳以上70歳未満の者

 

@については、レアなケースと思います。

 

国民年金は原則60歳までの加入です。Aについては、保険料をもっと納めたい方のための制度です。

 

Bは海外に在住する日本人にも日本の年金に加入する道を開いた制度と言えます。

 

Cは高齢で国民年金の受給権を確保できなかった人のための経過的な制度です。

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